メタル建材 エテルナ(段葺き)
特徴
・600mmピッチで伊達ハゼが組んであり高級感と意匠性が高い
・表面のさざ波加工が落ち着いた印象となり良い意味で鉄板臭さを無くしてます
・裏貼りの耐熱発砲ポリスチレンが施工中の踏みつけ等による屋根本体の凹みや下地の不陸・突起物を吸収してくれます
・一体式のジョイントにより素早い施工性等
本体(段葺き)
表面材 ガルバリウム鋼板
裏貼 耐熱発砲ポリスチレン自己消化性)
㎡当りの重量 5.1キロ
既存のスレート瓦を撤去し15mmの耐水合板を施工
耐水合板の上にゴムアスルーフィングを施工
軒樋ではなく軒先から少し上がった所で雨水を処理する箱樋を使用するため同質材のガルバリウム鋼板で箱樋を製作します。
水下の落ち口部分を絞り加工し鋏をいれずに勾配を取ります。
現場で箱樋の止まり部分を加工・取付。
本体の施工板金万能ビスで600mm以内で固定
パラペット内外の壁もエテルナで施工
屋根と壁の取合い部分の水切りも屋根本体を加工しスッキリと一体感を持たせます。
カサギと棟は色を変えメリハリを付けます。
仕上り・感想
つや消しのモスグリーン色は街の景観を損なう事無く落ち着いた印象です。超軽量で防雨・施工性も高い上リサイクル可能良い事の多い屋根材です。
一般住宅に置きましては安価なスレート瓦にシュアを押されているのが現状です。
初期投資こそスレート瓦に比べ高くつきますがスレート瓦よりも耐久性が高く永い目で見ればスレートより安価です。
美しく確実な施工に努め鋼板屋根の宣伝に繋がればと思います。