板金水切り仕舞(リフォーム・洋瓦編)
使用材 ガルバニウム鋼板 0.35mm
メリット既存の壁に手を入れず厚みの違う瓦等屋根材を使用出来る。
既存の屋根材と新しく施工する屋根材の形状・厚み等により壁際の水切り仕舞も変わってきます。
屋根を葺き替えた場合、壁工事も同時に改修するのが理想ではありますが足場の設置の有無・コストの問題等々現場により様々です。
今回は新しい瓦が以前の瓦より厚みが少なくなり以前の水切りと葺き上がりの瓦との間に空間が出来てしまった場合の板金水切り仕舞の方法です。
![](http://fukuban.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/板金水切り仕舞_1.jpg)
水切りを2ピースに分け下のピースで不陸調整し上のピースで既存水切りを包みます。
![](http://fukuban.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/板金水切り仕舞_2.jpg)
既存水切りとの間に漏水防止にコーキングを塗布します。
![](http://fukuban.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/板金水切り仕舞_3.jpg)
棟部分はしぼり加工し棟の形に合わせます。
![](http://fukuban.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/板金水切り仕舞_4.jpg)
端部のおさまり、壁と隙間が開かないよう板金を加工します。